エックハルト・トール 書籍

エックハルトトール|ペインボディの逆襲02|ニュー・アース

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前回の『ペインボディの逆襲』の続きです。生きづらさを感じていた女性は、エックハルト・トールの言葉によって自分が『不幸を作り出していた』ことに気づき、スペースを置くことが可能になりました。

彼女は不幸と自分を一体化することをやめたのです。

では、その手放した『不幸』はどこにいくのだろう?というお話です。


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「いまに在る」こと

ペインボディの逆襲

セッションが終わったとき、私はある人物の「いまに在る」意識の目覚めを見届けたと満足だった。

私たちが人として生まれたのは意識のこの側面を世界にもたらすためだ。

それにペインボディと闘わず、意識の明かりで照らすことで、ペインボディが縮むのを見ることもできた。

エックハルト・トールは満足をしていました。が、その女性が去ったあと友人がやってきます。するとその友人は

何があったの?すごく重くて陰気などんよりしたエネルギーを感じるわ。気分が悪くなりそう。窓を開けて、香を焚いたほうがいいわよ。

と助言します。

※文中抜粋

友人はそれ以上はなしを聞くのもいやだとエックハルト・トールの部屋をでていきます。

私(エックハルト・トール)は、窓を開けたまま、近くの小さなインド料理店に食事に出かけた。そこで起こったことは、私がすでに知っていたことを裏づける結果になった。

個人個人のものであるように見えるペインボディも、あるレベルではすべてつながっているということだ。

しかしそれがそのように具体的なカタチで確認されたのはびっくりした。

小さなインド料理店での出来事

私はテーブルについて料理を注文した。

他にも何人か客がいた。近くのテーブルに車椅子の中年男性がいて、ちょうど食事を終えたころだった。

彼は私のほうをちらりと、しかし鋭い目で見た。

 

数分が経過した。

ふいにその男性はいらいらと落ち着かなくなり、身体をもそもそ動かし始めた。ウェイターが皿を下げにやってきた。

すると男性は文句を言い始めた

なんてまずい料理なんだ。まったくひどいものだ」。

「それじゃ、どうして召し上がったんです?」。

ウェイターが言い返した。

すると男性はかっとなって罵りだした。
口汚い言葉が次々に飛び出す。激しい憎悪がレストランに充満した。エネルギーが獲物をさがして身体の細胞一つ一つに染み込んでいくのがわかるようだった。

男性は他の客にまで八つ当たりをし始めたが、「いまに在る」意識を働かせながら座っている私のことはなぜか無視した。

私は普遍的なペインボディが戻ってきて、こう言っているような気がした。

お前は私を打ち負かしたつもりだろうが、ほら見るがいい、私はちゃんとここにいるぞ」。

それに、さっきのセッションのあとに残されたエネルギー場が私と一緒にレストランまでやってきて、周波数の一致する誰かに、つまり重いペインボディをもった者にとりついたのかもしれない、とも思った。

マネージャーがドアを開け、「とにかく、おひきとりください」と男性に言った。男性は電動車椅子で出ていき、あとには唖然とした客や従業員が残された。

だが一分もしないうちに男性は戻ってきたペインボディはまだ満足をしていなかったのだ。もっと糧を求めていた。

男性は車椅子でドアを押し開け、口汚く叫んだ。

ウェイトレスが彼を押し留めようとすると、ぐいぐいと彼女を押していって壁際に追い詰めた。客たちはあわてて飛んでいき、車椅子を引き離そうとした。悲鳴やら怒号やらで、あたりは騒然となった。

まもなく警官が到着した。男性はおとなしくなり、さっさと出て行って戻ってくるなと言い渡された。幸いウェイトレスは足に痣(あざ)ができただけで、怪我はなかった。

 

事態が収まったとき、マネージャーが私のテーブルにやってきて、半ば冗談めかし、だが直感的に事件とのつながりを感じたように、こう言った。

あなたが仕掛けたんですか?

 

エックハルト・トール

ペインボディは

ほとんどの人間のなかに息づいている半自立的なエネルギー場で、感情からつくりあげられた生き物のようなものだ。

とエックハルト・トールは語っています。

非個人的な魂の傷=部族間闘争や奴隷、女性差別などの人類の歴史 から生まれたものもあるようですが、ペインボディの標的にならないようにすることは、「いまに在る」ことを心がけることによりできそうです。

私たちが人として生まれたのは意識のこの側面(※いまに在る)を世界にもたらすため

という言葉も印象に残ります。

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