ハイヤーマインドがコンセプトと創造性を生み出す
須藤元気さんとバシャールの対話『バシャール スドウゲンキ』からの引用です。
前回は、ハイヤーセルフ=ハイヤーマインドがコンセプトを作っていて、脳はその翻訳機能をもった一部分にすぎない。顕在意識=フィジカルマインド もまた、コンセプトを作り出すことはできないというお話でした。
さらにバシャールの「ハイヤーマインド」と「フィジカルマインド」についての説明が続きます。
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バシャール:ハイヤーマインドとフィジカルマインドがどのような働きをしているか、もう少し詳しくお話ししましょう。
その違いは次のようなことです。
フィジカルマインド=顕在意識やロジックを使っても未来は見えない
ハイヤーマインドには、ものごとがこれからどのように起きるかがわかります。将来こんなことをしたいなと何かを思い浮かべているときはいつも、あなたはハイヤーマインドを使っています。
一方、フィジカルマインドは、ものごとがこれからどのように起きるかがわかるようにはつくられていません。
フィジカルマインドは、ものごとが過去にどのように起きたのかを理解するためだけにつくられています。ですから、フィジカルマインドだけを使って将来のことを考えようとしてもまったくわからないのです。
ハイヤーマインドだけが未来を見ることができ、フィジカルマインドは過去だけを見ることができます。ハイヤーマインドとフィジカルマインドの違いはここにあります。
つまり、将来どのようになるのか、ハイヤーマインドの知恵を使ってイメージし、それと同時に、フィジカルマインド(ロジックの部分)を使って、過去にはどのような現実が作られたかを考察するのです。
過去はどうだったかということを土台にして、望む方向に進む方法を見るために、フィジカルマインドも少しは使うことができます。
ロジックというものも良い道具ではあります。しかしロジックには制限があるので、ロジックが考える未来は限定的なのです。
ハイヤーマインドに人生の流れを任せる
ですから、その制限を超えて、将来どのようにして起きてくるのか見るためには、ただハイヤーマインドに任せなければならないのです。ハイヤーマインドは、フィジカルマインドが考える未来よりずっと素晴らしい未来を見ることができるのです。
そして、だからこそ、イマジネーション、想像力を使ってハイヤーマインドとフィジカルマインドの間でコミュニケーションをとり、調和することが大切なのです。調和がとれているとき、それぞれがふさわしい働きをすることができるからです。
このあと、具体的な使い分けを須藤さんが聞いています。バシャールのいうそのポイントは、
- ロジックは情報を拾い上げるためのもので、 現実を作り出すためのものではない。
- フィジカルマインド、ロジックの部分は、ハイヤーマインドがもたらしてくれたものを認識し、その意味は教訓を学び、現実で生かすために使う。
- 将来のものごとがどのように起きるのかを、理解したり、未来を作ることにはハイアーマインドを使う。
そして、フィジカルマインドとハイヤーマインドをうまく調和させることがポイントのようです。
今、このアセンションの時代において、ひとりひとりがハイヤーマインド=ハイヤーセルフとより強くつながっていくことが、とても大切になります。
お読みいただきありがとうございました。
-ハイヤーマインドとフィジカルマインド-
バシャール|ハイヤーマインドとフィジカルマインド 01|バシャール スドウゲンキ
バシャール|ハイヤーマインドとフィジカルマインド 02|バシャール スドウゲンキ
バシャール|ハイヤーマインドとフィジカルマインド 03|バシャール スドウゲンキ
バシャール スドウゲンキ
バシャール スドウゲンキ ダリル・アンカ/バシャール 著&2 その他 P.137〜139 より抜粋 2007年11月初版発行 株式会社ヴォイス ISBN-978-4899762218
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