ビギナーズラックのしくみ
バシャールが、なぜビギナーズラックというものが起こるのか、その仕組みをスピリチュアルな視点から話しています。その内容は本田健さんも、とても同意できるものであったようです。
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バシャール:あなたは、「ビギナーズ·ラック」という言葉をご存じですか。
本田 健:はい。
バシャール:では、それがなぜ起きるか、ご存じですか。
本田 健:いいえ。
バシャール:あることを初めてやろうとする人は、これからやることに対してまったく先入観を持ちません。
自分がいまからやることについて「そんなことは起こり得ない」という集合的な合意を信じていないのです。
大して何も知らないので、とりあえず自分がやりたいようにやると、まさに「自分の欲しかった結果」が得られます。それが通常、初めてのときに起きることです。
けれどもし2回目、3回目、4回目は「こうなるかもしれない」という観念を無意識に持っていると、そこで初めて観念の影響が出てきます。
別に本人の能力が変化したわけではないのに、「能力が変化する」と思い込んでいるので、観念どおりの結果になるのです。
ひとつのことに何度も何度も成功している人は、少なくとも人生のその分野において、「その瞬間」に生きています。
ただオープンで、「それをやることには何の問題もないし、確率も関係ない」と知っています。それで、何の観念も持たず、無心にやり続けているのです。
たとえ何らかの期待を抱いていたとしても、せいぜい、「もう一回成功するだろう」という程度です。
わかりますか。
人間は、集合的な同意で「そんなことは起こらない」と信じているとしたら、その考え方を意識から外すことにより、物事をうまく進めていくことができそうです。
観念を手放すと、本当に自分が引き寄せたい現実が目の前で起こる。偶然ではなく、必然なことが起こっているというお話でした。
未来は、えらべる!
未来は、えらべる! バシャール 本田健 ダリル・アンカ/本田健 著 P.103〜104 より抜粋 2010年3月初版発行 株式会社ヴォイス ISBN-978-4-89976-250-8
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