今日は『私は在る』の中でマハラジが述べている『瞑想の仕方』をご紹介します。
それは、端的でシンプルなもので、それでいて究極なものです。ここに至ることが可能であれば『覚醒め-めざめ-』るのであろうと感じます。
時間の問題ではなく、いかに真剣に取り組むかが鍵となると他でも述べています。
48 気づきは自由だ
質問者:
瞑想とはなんでしょうか?何がその効用なのでしょうか?
マハラジ:
あなたが初心者であるかぎり、ある形式的な瞑想、あるいは祈りが向いているだろう。
しかし、実在の探求者にはただひとつの瞑想があるだけだ。それは思考を潜ませることへの厳格な拒絶だ。
思考から自由になること、それ自体が瞑想だ。
質問者:それはどのようになされるのでしょうか?
マハラジ:
思考が起こるにまかせ、それらを見ることだ。その観察自体がマインドをゆっくりさせ、完全に止まらせる。ひとたび、マインドが静まったなら、それを静かに保ちなさい。
平安に退屈になってはならない。そのなかに在りなさい。そのなかにより深く入っていきなさい。
質問者:ほかの思考を避けるため、ひとつの想いをもちつづけるという事について聞きました。
しかしどのようにして、すべての思考を追い払いつづけるのでしょうか。その考え自体が思考なのです。マハラジ:
新しい実験をしてみなさい。過去の体験にしたがってはならない。
あなたの思考をみなさい。そして思考を見ているあなた自身を見なさい。
すべての思考から自由になった状態が突然起こるだろう。そしてその至福によって、それを認識するだろう。
祈りか形式的なものという例えも、とてもいいなと思いました。初めて瞑想をやる方には、誘導瞑想はやりやすいかもしれませんね。
探求者には瞑想はひとつしかない という言葉にも、とても重みを感じます。
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