書籍 瞑想・エクササイズ ニサルガダッタ・マハラジ

マハラジ|思考から自由になる それ自体が瞑想だ|私は在る

投稿日:2017年9月8日 更新日:


今日は『私は在る』の中でマハラジが述べている『瞑想の仕方』をご紹介します。

それは、端的でシンプルなもので、それでいて究極なものです。ここに至ることが可能であれば『覚醒め-めざめ-』るのであろうと感じます。

時間の問題ではなく、いかに真剣に取り組むかが鍵となると他でも述べています。

48 気づきは自由だ

質問者

瞑想とはなんでしょうか?何がその効用なのでしょうか?

マハラジ

あなたが初心者であるかぎり、ある形式的な瞑想、あるいは祈りが向いているだろう。

しかし、実在の探求者にはただひとつの瞑想があるだけだ。それは思考を潜ませることへの厳格な拒絶だ

思考から自由になること、それ自体が瞑想だ。

質問者:それはどのようになされるのでしょうか?

マハラジ

思考が起こるにまかせ、それらを見ることだ。その観察自体がマインドをゆっくりさせ、完全に止まらせる。ひとたび、マインドが静まったなら、それを静かに保ちなさい

平安に退屈になってはならない。そのなかに在りなさい。そのなかにより深く入っていきなさい。

 質問者:ほかの思考を避けるため、ひとつの想いをもちつづけるという事について聞きました。
しかしどのようにして、すべての思考を追い払いつづけるのでしょうか。その考え自体が思考なのです。

マハラジ

新しい実験をしてみなさい。過去の体験にしたがってはならない。

あなたの思考をみなさい。そして思考を見ているあなた自身を見なさい。
すべての思考から自由になった状態が突然起こるだろう。そしてその至福によって、それを認識するだろう。

祈りか形式的なものという例えも、とてもいいなと思いました。初めて瞑想をやる方には、誘導瞑想はやりやすいかもしれませんね。

探求者には瞑想はひとつしかない という言葉にも、とても重みを感じます。

マハラジニサルガダッタ・マハラジの他の記事も読む

<スポンサーリンク>




関連した他の記事も読む

マハラジ|探求者とは自分自身を探している人だ

マインドのレベルにおいてはあなたは否定的言語によってしか描写できないということを明確に理解するほど

あなたの探求はより早く終焉を迎える

続きを読む

ゲリーボーネル|メッセンジャーは 叡智=メッセージ そのものではない

私たちは宇宙的に導かれ、転生から転生にいたる生と死、そして再誕生のプロセスの中で、覚醒へ向かって拡大していける様、神聖に「甘やかされて」いるのです。このことは最も覚醒している人々、モーセや釈迦、イエスやモハメッドとて同じなのです。

続きを読む

バシャール|ハイヤーセルフとは?|すべての人ができるチャネリング

あなたは自分の「大いなる自己」ハイヤーセルフと話しているだけです。あなたは自分でそういう洞察、知識、そしてそういう素晴らしい自分を持っています。あなたは自分をチャネリングしています。自分で普段思っているより、もっと大きな自分の部分ですね。わかりますか?

続きを読む


アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話

アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話 スダカール・S. ディクシット 編集 P.242 より抜粋 2005年6月初版発行 ナチュラルスピリット ISBN4-931449-70-0 C0010

-書籍, 瞑想・エクササイズ, ニサルガダッタ・マハラジ
-, , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

船井幸雄|人生がうまくいくコツ|学びのクセづけ

人生に関してたったひとつ大事な定理をあげよと言われたら、私は『思ったことは実現する』をあげます。 船井幸雄 『学びのクセづけ』より うまくいくコツとは? 物事がうまくすすめたい。 なにか事業や仕事など …

ゲリーボーネル|意図と結果の違いが病を生み出すしくみ【潜在意識】

第八章 日常の実習 Daily Practice (前段 略) 興味深いことですが、「私は気分がよくない-I am not feeling well-」という言葉は健康をもたらす意識の流れをスタートさ …

ダイアナ・クーパー|チャクラ・クリアリング|アトランティスからのスピリチュアル・ヒーリング

このサイトで大人気のダイアナ・クーパー。今回は彼女の書籍からチャクラの整え方についてお伝えしようと思います。 チャクラとは、簡単に言うと人とつながっているエネルギーの流れのことです。円盤状でジョーゴの …

あるインドの丘

あるがままに|ラマナ・マハルシの教え

ラマナ・マハルシの『あるがままに』をご紹介いたします。マハラジ、ラメッシの書籍を読んでその流れから、彼の存在を知りました。 時代背景としてはまずマハルシが生まれ、マハラジ、ラメッシと続きます。 ラマナ …

船井幸雄|良心との対話|学びのクセづけ

『良心と対話する』ことのすすめ 大きな悩みや自分で結論を出しにくい問題に直面すると、誰か『他者』に意見を聞いてみたり、本を読んでみたり、ネットで情報を得たくなるものです。 自分の中に解を見出すために、 …