自分のスピリチュアリティの表現として行動する
前回に続き、須藤元気さんとバシャールの対話『バシャール スドウゲンキ』からのご紹介です。
『行動が大切』なキーポイントとなり、スピリチュアルな生き方をするためにスピリチュアルな言葉を知っている必要はない。そんなお話でした。
今回の記事では具体的にどのような行動をしていくのか、探っていきます。バシャールの話の中でよく耳にする『情熱に従って行動する』とはどういう意味があるのでしょうか。
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須藤 元気:具体的にその行動とはどういったものですか。もちろん情熱的に動くことだとは思うのですが、何かストレートに効く良い方法というのはあるのですか。
バシャール:情熱に従って行動するというのは全般的な答えです。そして、瞑想というのはあなたの情熱を表現するたくさんの方法のうちの一部分、ひとつのアイディアなのです。
須藤 元気:瞑想を始めたことによって初めて変われたような気がするのですが、なにか特別な瞑想方法、何か新しい、これからの人類が実践すると良い瞑想方法というものはありますか。
バシャール:私が提案したいのは次のようなアイデアです。
本来の自分自身で在ることに許可を与える
バシャール:あらゆる儀式、あらゆるツール、あらゆるテクニックは、「自分自身になってもいいよ」という許可を自分に与えている方法だと理解することです。
たとえば、瞑想に惹かれるかもしれないし、ヨガに惹かれるかもしれない。
または、絵を描くことに惹かれるかもしれない。もしくは浜辺を散歩することに惹かれるかもしれない。人によって引かれるものは違いますが、その全てが同じ目的を持っています。
それはもっと本来の自分自身になっていいんだよという許可を自分に与えるということです。
それぞれのテクニックやツールはその人がその時に持っている信念を映し出しているにすぎません。そのテクニック自体が何かをするわけではないのです。
人は、「もっと本来の自分になっていいんだよ」という許可を自分に与えるようなテクニックに惹かれることによって結果を作り出しているのです。
瞑想をすることが自分自身になる許可証のようなものをになる人もいれば、他の行動が自分自身になる許可証になる人もいます。
どれをすればいいということではなく、その時にあなたが惹かれるものがあなたにとってもっとも効果があるのです。
テクニックは許可証に過ぎない 違うテクニックに惹かれる変化を許す
テクニックやツールに関してもっとも重要なことは、あらゆるテクニックは自分が自分に与える許可証に過ぎないと知っていること。そして、異なったテクニックに惹かれたときには、自分がその変化を許してあげるということです。
思い出してください、宇宙の法則の4番目は「あらゆることは変化する」です。
あなたが人生そのものを信頼し、人生のシンクロニシティを信頼するなら、そのときそのときにあなたが心惹かれるものを信頼して使ってください。
一番シンプルに言うと、何であれ、自分に効果があるなと感じるものは使ってみる。何であれ、自分に効果がないなと感じるものは使わない。
それが最高のテクニックです。
今回のポイントは、本来の自分になるためには
- あらゆる方法・手段は自分が自分に与える許可証に過ぎないと知っていること。
- 今までと違うこと・やり方に惹かれたときは、自分がその変化を選ぶのを許すこと。
テクニック集めや方法論に躍起になってもいけないし、これでなければ!と頑なになっても難しいよ!ということなのですね♪
バシャールに、何が一番いい?と聞くと、こういう答えになるのでしょう。
次元が高い存在ほどそのような答えを教えてくれるように思います。「これはだめ」もないし「これしかない」もないということ。
次の章につづきます。
バシャール スドウゲンキ
バシャール スドウゲンキ ダリル・アンカ/バシャール 著&2 その他 P.132〜134 より抜粋 2007年11月初版発行 株式会社ヴォイス ISBN-978-4899762218
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